プランジャーシャフトが外れない!:BMW R51/2 レストア(6)

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リアのプランジャーサスのシャフトがどうしても外れない!
バーナーであたためて外す手はあるのですが、フレームにダメージを生じるおそれがあり最後の手段として保留。


CRCをふりかけて一晩様子をみるも、これもダメ。そこで邪道ではありますが、中空シャフトの内側にタップを立て、まわしながら引き抜くという手を思いついて早速実行してみます。

ドリルでタップの下穴をあけているところ ドリルでタップの下穴をあけ
左がタップ用の下穴 タップ用の下穴(左)準備完了!
タッピンググリスをふきながらタップを立てているところ 管用のテーパタップでタップハンドルを回していると、突然中空シャフトがまわりだします。ハンドルをまわしながら上に引き抜きます。
タップハンドルと一緒に引き抜いたプランジャーシャフト タップハンドルと一緒に引き抜き成功!
サビによる固着が原因だったよう どうやらサビによる固着が原因だったようです。

初代のR51(1938年)は、世界で初めて前後サスペンションを採用したバイクです。また、テレスコピックフォークはBMWの発明品で、R12(1935年)において世界で初めて油圧減衰式テレスコピックフロントフォークを採用しています。
さだかではないのですが、テレスコピックという名称は、望遠鏡のように伸縮する構造から、英語の「望遠鏡」(Telescope)が由来らしいです。

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